最終聖火ランナー考察【1】(2019.11)
あら、どうも。
オリンピックオネエです。
今日は、まだ気が早い最終聖火ランナーについて考察していきたいと思います。
開会式の中でも極秘中の極秘事項になるであろう最終聖火ランナー、
誰が担当するか楽しみですね。
まず、過去の大会を振り返ってみましょう。
モハメド・アリみたいな世界的有名人もいるけど、
外国人の知名度が低いアスリートが多いですね(アタシが知らないだけ?)
恐らく開催国での知名度は高いのだと思いますが。
なので、国際的知名度に囚われず、日本の好きなように選びましょうということ。
また、たまにある最終ランナーとして
1964年前回の東京は、原爆投下日に生まれた坂井義則さん、
2012年ロンドンは、次世代を担う若いアスリート達、
といった、何かしらの意味を持たせた最終ランナーもいるのだけど、
アタシはこういう意味合いを持たせる最終ランナーは反対派。
だって、散々期待させといて知らない人が出てきたら、
「え!?誰???」( ゚Д゚)ポカーン
ってなるでしょ。会場もお茶の間も、日本人も外国人も。
出てきた時に説明が必要な人材は不向き!
ということで、まず、
『2011年3月11日生まれの9歳の小学生』案は絶対反対!!
この案、復興好き子供好きの組織委員会がやりそうでしょ?
ほんとにやりそうで怖い。
震災日生まれの最終ランナーを反対する理由は他にもあります。
1.そもそも聖火ランナーの年齢条件を満たしていない
この条件は「公募条件」なので、仮に最終ランナーには適用しないとして、
2.9歳の子供に深夜労働をさせてはならない
開会式は20時開始、聖火点灯は恐らく22時30分頃。
こんな遅い時間に9歳の子供を出演させることは労基法に抵触します。
聖火点灯が労働でないにしても、倫理的に許されてはならないと思う。
3.子供の将来を誰も保証できない
その子が将来どう成長するか9歳では誰も分からないですよね。
子供にとっても今後のプレッシャーは大きいし、死ぬまでメディアに追われるでしょう。
組織委員会にとっても、仮にその子が将来犯罪を犯すようなことがあれば大問題です。
4.選考基準が明確にできない
被災地で2011年3月11日生まれの子供は何人いるでしょうか。
1人や2人じゃないはずです。
複数名選ぶとしても、選ばれる子供と選ばれない子供の基準は明確にはできないでしょう。
5.子供は口が軽い
最初に書きましたが、最終聖火ランナーは超極秘事項。
最終ランナーが現れるその瞬間まで秘密が通例です。
9歳の子供ですよ、友達に喋るでしょ。アタシなら喋る。
「誰にも言うなよ」とか言いながら友達に喋るでしょ。
9歳の子供は守秘義務を全うできない!!だからダメ!
では次に、
野球のレジェンドであるこの3人の名前を予想している人も多いのですが、
この3人には致命的な欠点があります。
それは、オリンピック出場経験がないということ。
IOCとの開催都市契約の中で、
「最終ランナーは、慣習としてオリンピック選手が担当し、聖火台の点火を行うべきである」
と記載されています。
これ、「行うべき」とあるので、絶対条件ではない。
ですが、これまでの東京オリンピックをめぐる様々な動きをみていると、
原則的に開始都市契約に則った準備をしているように思います。イレギュラーな動きはみられません。
となると、最終ランナーは「オリンピック選手の中から選ぶ」のが順当ということになります。
では、次。
ちまたで最有力と推されてる『羽生結弦』案について。
オリンピック2連覇で仙台出身で被災者ということで、
世間の羽生クン推しが強いのですが、
アタシはかなり反対!!
いや、アタシだって羽生クン大好きよ。
羽生クンのBlu-ray持ってるし、大会見に行ったりしてるもん。
だけど、反対。
唯一にして最大の理由は「冬季オリンピックの選手だから」です。
夏のオリンピックの最終聖火ランナーがフィギュアスケートの選手って絶対ヤダ!!
これまでの数々の夏季オリンピックのメダリスト達を差し置いて
冬季オリンピックのメダリストが最後を担当するなんて夏の選手に失礼だわ。
羽生クンはそういうところ分かってる人だから、たぶんオファーがあっても断ると思う。
そして、いつかまた日本で冬季オリンピックを開催するときに最終聖火ランナーになれば良いと思う。
ということで、今日はここまで。
続きはまたいつか。
では、ごきげんよう。